毎度お世話になっております。
『自称グレ釣り師りょ』でございます。
【前回までのあらすじ】
『速すぎる潮』『エサ取りのスラム街』『14時まで釣れてはいけないみなべ地区』
思わぬ3種の神器に翻弄される『紀伊半島の鬼才りょ』であった。
だが、今まで培ってきた経験により開眼した【魔眼】が悪鬼たちの巣窟を見つけ出すのであった。
『頭はちゃんとおかしいです!!』
はいっ!!
ということで、前半戦は全くもってグレの気配を感じることは出来ませんでしたが、みなべ地区にはここ最近少し連続で通っていたということもあり【14時からが本番】と気付いてきました。
潮もかなりいい感じに変わってきたので、チャンス到来の予感・・・
それでは後半戦いってみよう!!
↓前編はこちらからお願いします。
現在の時刻は14:00。
前半戦とは打って変わり、海の状況が良い方に激変。
上り潮とサラシとの合流点の「☆」のポイントに狙いを定める。
とはいえ、海面付近は未だに『エサ取りのスラム地区』と化しているので、仕掛けを変更。
後半戦の仕掛け
竿:daiwa メガディス 1.25smt
リール:Shimanoデスピナ3000
道糸:LST(ラインシステム)磯フカセ サスペンド2号
ウキ:DUEL ピースマスター遠投M 3B
中ハリス:LST(ラインシステム)磯フカセ ハリス1.5号 5m
ハリス:LST(ラインシステム)磯フカセ ハリス1.2号 2ヒロ
ハリ:掛かりすぎ口太3~4号
ウキ下:2.5ヒロ
「☆のポイント」に先打ち撒き餌をして、竿2本程前の潮上へ仕掛けを投入。
撒き餌を2杯ほど打ち、「☆のポイント」で仕掛けを馴染ませるように道糸の張りを調整する。
あとはプロっぽい顔をして待つ。
そう。大事なのはこれ。
『プロっぽい顔をする』
そんな感じで「プロっぽさ」を醸し出していると答えは自ずと帰ってくる。
「もぞもぞっ・・・」
ウキが「女子と初めて喋るシャイボーイ」の様な動きを見せる。
じっくり焦らずに待っていると、スピードを上げてウキが消し込む。
『初めからあなたに決めてましたー!!!』
いつもの如し、地球の表層を1枚めくる勢いの鬼フッキング!!!
本日味わう初めてのちゃんとした引き!!
「コンコン」しない上品な引き!!
『クチブトグレ31.2cm』
やっぱり貴方様でしたかぁー!!!
タモに入れた瞬間に新技発動。
喜びの舞【1人サンバカーニバル】
嬉しすぎるーーー!!!
少し小躍りしたのち、もう1匹を目指す。
そしてすぐさま連続ヒッツ!!
これは28cm。
でも嬉しいー!!
そして今日1番の引きはこいつ。
見切れすぎていますが
『ぬーちー38cm』
その後は素針を48回くらい引きつつ、ベラとフグを交互にシバキ回し、最後に泣きの1匹。
『尾長グレ29.4cm』
そして隣を見るとビッグファイト!!
正体はボラなので以後省略。
そしてそのまま納竿の時刻となりました。
最終釣果はこんな感じ。
グレは3匹よしりんにいただいちゃいました。
本日の全体釣果はこんな感じ。
みなべ地区の磯はチヌ多いですね。
大型も多いので、チャレンジする価値ありかも。
第4回終了時点での途中経過。
まぁね。
【独走】ってやつですよね。
シドニー五輪の高橋尚子的な感じですね。
そして最後は恒例の。
【ダイニングキッチン嫁】
「グレの天婦羅」
「グレの塩焼き」
「グレの刺身」
「グレの上にマヨネーズのせて炙ってやりました」
「チヌの唐揚げ」
ちょっと臭かったっす笑
【本日の総括】
ほんまにいつもみなべ地区はハラハラさせてくれます。笑
最近は一級磯と呼ばれる磯に乗ることがなかったので朝イチが撃沈することが多く、狙いは夕まづめ一本ですね。
ですが、良い潮がいけば地方の磯でもしっかり地合いがあると分かったことは良かった!
40cmオーバーが出ることも結構あるみたいなので、沖磯をわざとパスして一発大型狙いもありかも。
『川口島』・・・穴場ですよ!!!