毎度お世話になっております。
【ド変態系グレ釣り師】
『自称グレ釣り師りょ』でございます。
【PEフカセ釣法】について
今回はタイトル通り【PEフカセ釣法】について、ネットなどでよく言われるメリット・デメリット、そして仕掛けを自分でやってみた結果、ネットで書かれてているメリット・デメリットはどこまでが本当なのか。
また、それ以外にどんなメリット・デメリット、改善点などがあるかを『りょ』の主観で徹底的に考察していこうと思います!
※めちゃくちゃメリットとデメリットって言葉多いですけど、そこは聞き流しておいてくださいw
まずはネットでよく書かれているメリットとデメリットについてまとめていきます。
ネットで検索したPEフカセ釣法のメリット
1.普段使っているナイロンラインよりも格段に細いラインを使える
2.PEラインは伸びないので、沈め釣りでは特にナイロンラインよりラインから伝わる感度が良い
3.PEラインでは巻き替えがほとんどいらない
ネットで検索したPEフカセ釣法のデメリット
1.糸が絡みやすい
2.竿・仕掛けを選ぶ
3.ラインナップが少ないので、選択肢が少ない
4.高切れが起きやすい
以上がネットでよく言われているメリットとデメリットですかね。
自分で体感した『メリット』
【1.細いラインを使える】
まぁこれは間違いなくメリットなんです。
自分が思う最大のメリットなのです!
PEラインはナイロンラインより約2〜4倍の強度があるので、ナイロンラインより約2〜4分の1の細いラインを使えます。
初心者の方のために、これがなぜメリットなのかを説明しますね。
細いラインを使えるということは、太いラインより抵抗が少なくなるのでより遠投が出来るようになるんです。
僕が磯でフカセ釣りをするときはまず足元から仕掛けを入れていくことが多いのですが、磯際は皆さん攻められているのでスレている魚も多いし、エサ取りが多いことが多々あります。
そうなるとどうしても沖のシモリ(沈み根)や潮目等を狙わなければ釣れない時があります。
そうです!ここで遠投の出番です。
お隣のナイロンラインで釣りをしている人では絶対に届かないような場所まで仕掛けを届けることが出来るのです!
これは間違いなく釣果に差がでます!
【2.PEラインの方が感度が良い】
それは間違い無いのですが、ぶっちゃけウキを沈めて使っている時は基本的にラインを張り気味にしているので、ナイロンラインでも全然問題ないかなーって感じです。(りょの個人的感想です)
エサの付いてる付いてないなんて超絶釣りが上手い人しかわからんやろしね。笑
ただ、ラインによる抵抗が少ないからかなのか、食い込みは良くなるように思いました。
【3.巻き替えがほとんどいらない】
ナイロンラインは使用毎に糸ふけがひどくなるので、基本的に3〜4回釣行ごとに道糸の巻き替えが必要になってきます。
吸水や紫外線で強度が落ちるので毎釣行後に約10mずつ切らないといけないし。
その点ではお財布にも優しい!
ただ、いくら劣化しにくいといっても釣行中に瀬ずれしたり、団子状になったりした部分は間違いなく切れやすくなっているので、その時は糸を切らないといけません。
特に磯釣りでは磯に糸を引っ掛けたりするとラインにキズが入っている場合が多いので、PEラインはナイロンラインよりもキズに弱いので入念にチェックしなければいけませんよ!
そこをしっかりしてないと、高切れして高いウキが海の彼方へサヨーナラー。
自分で体感した『デメリット』
【1.糸が絡みやすい】
これはPEラインの宿命ですね。
でもね、これはデメリット2の「竿を選ぶ」にもつながる事なのですが、りょの愛竿
「daiwa メガディスAGS 1.25-52SMT」
この竿にも搭載されているのですが、それが
「IMガイド」
お高い竿にはこのガイドより良いものもありますが、最低でもIMガイドはどうされていないと穂先に絡まる確率がハンパねぇです。
IMガイド以上の場合は多少の竿絡みであれば穂先をフリフリするだけで解けます。
あと立っていられないほどの爆風の時は、PEラインはやめましょう。
仕掛けのチェックはしにくいし、イライラして小さい傷なんて気にしてられません。
やってみたらわかると思いますが、ナイロンラインのありがたみに気付くはずです。
【2.仕掛けを選ぶ】
まずは今現在『りょ』が使用しているPEラインのご紹介から。
シマノ リミテッドプロ peg5+ サスペンド
レッド150m 0.6号
各メーカーさんからPEラインがでてますが、
色々と自分なりに調べた結果これにしました。
PEフカセの仕掛けのデメリットは、ラインの比重が軽い・半遊動やスルスル釣りではウキに張り付きやすい等々ありますね。
まずラインの比重についてですが、peg5+ は約1.3あります。ナイロンラインは約1.1前後。
わかりにくいかもしれませんが、この数字が大きい方が重いということなんです。
重いということはウキの沈ませ釣りに向いているということですね。
PEラインは表面張力によって浮かして使うことも出来るので、どんな釣り方にもある程度は対応できると思います。
ウキに張り付くという点は仕掛けの作り方でカバーしちゃいましょう!
【3.ラインナップ】
メーカーさんがより素晴らしいものを我々ユーザーへ届けてくれることを待ちましょう!笑
【4.高切れが起きやすい】
先程お話しした細かいキズのチェックの怠りや、アワセ切れですね。
このアワセ切れの対処法は、
「ドラグを緩めておく!」
手で引っ張ったら出るぐらいに調整しておけばアワセ切れはほぼ解消できると思います。
※ドラグをガンガン出していくような大物が掛かった場合は迅速にドラグを締めましょう
以上、メリット・デメリットに関する考察でした。
【りょのPEライン使用時の仕掛け】
まずはリーダーを5mとります。
10m~15mリーダーを取るほうが高切れの心配が少ないです。
結束方法はダイワフィールドテスターの岡田建治さんの「オカケンノット」です。
※この記事が1番分かり易いと思います。
そして、少し勿体無い気もしますが思い切ってハリスを10mとりましょう!
※中ハリス5m・仕掛けハリス3mでも良いと思います。
そしてそして、ハリスの中にウキ・潮受けゴムもほり込んじゃいましょう!
これでウキへの張り付きも解消されましたね。
そしてそしてそして!PEラインではカバーしにくい磯際攻略もロングハリスのお陰で普段の釣り通りに攻めれます!
【総括】
自分が何度か使用して思ったことは、ちょっと初心者の方には難しいかなーって感じました。
ラインの管理(リール巻き取り時に絡むことがあるし、強風時のラインメンディング)や結束方法など少し釣りが難しくなります。
ただ上記にあるメリットはとても魅力的なことが多いので、ある程度釣りに慣れてきたら試してみても良いのではと思います。
りょはもっと深くPE釣法のことを知るためにやり込んでみようと思います。
そしてまた皆様方によりよい情報をお届けできればなと思っています。
長々・ダラダラと書き殴ってきましたが、今回はここまでとしておきます。
それでは次回の釣行記でお会いしましょう。
応援していただけるといけるくちです!
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