毎度お世話になっております。
『自称グレ釣り師りょ』でございます。
【前回のあらすじ】
釣技・思考・精神力、全ての面で他を圧倒しひれ伏せさせていく『孤高の暴君りょ』であったが、魚がいなければどうしようもない。
だがしかし、持って生まれた至高のスキル『第6感』教えてくれる。
他とは一線を画す、光り輝く一筋の潮の流れを捉えたのであった・・・
漫画が大好きでございます。笑
はい!!ということで、前回は全くと言っていいほど魚が釣れておりませんでしたが、満潮後の潮変わりのタイミングでいい感じに潮が動き出してくれました。
足元には魚が見え始め、気配はムンムンであります。
はたしてグレは釣れるのか?
後半も楽しんで読んでいただけると幸いでございます。
それでは、後編スタートであります!
↓前編はこちらから
コロっさんが足元でカンダイを釣ったので、改めて足元の魚種の確認作業。
※偏光グラスにあまりこだわりがない初心者の方も多くいてらっしゃるとは思いますが、水の中を見れるというのは大きなアドバンテージになるので、安くてもいいのでよく見える自分に合った偏光グラスを探してみてくださいね。
5分ほど撒き餌を繰り返し打ちます。
状況はしっかり把握できました。
確認できた魚種は以下の通り。
「さんのじ・サンコウ・さんちゃん」
うん。とりあえず、おっけーとしとこうか。
どこまで魚が浮いてくるかも確認できたので、一気に仕掛けを変えます。
後半戦の仕掛け
竿:daiwa メガディス 1.25smt
リール:daiwaプレイソ2000H LBD
道糸:LST(ラインシステム)磯フカセ サスペンド1.5号
ウキ:DUEL ピースマスター遠投M 00
中ハリス:LST(ラインシステム)磯フカセ ハリス1.75号 5m
ハリス:LST(ラインシステム)磯フカセ ハリス1.75号 2ヒロ
ハリ:掛かりすぎ口太5号
ウキ下:1.5ヒロ
撒き餌との同調に全てを注ぎ込む仕掛け。
潮の流れと狙い目。
Bの位置からAの正面に仕掛けを投入して、☆のポイントで食わせるイメージです。
魚が見えているので、ヤル気ムラムラのコロナさん。
当て潮とサラシの合流点で一気に仕掛けが馴染むようなイメージ。
流しすぎると狙いどころから離れてしまうので、10~15mの短いチャンスゾーンで如何にして食わすかがポイント。
色々講釈を垂れていますが、願いは一つ。
とりあえず魚が釣りたい…
魚・さかな・サカナ・FISH・・・
そして願いは叶う。
「ガツンッ!!」
突如として訪れる至福の時。
こんな激しいあたり方は間違いなく「さんちゃん」でしょう。
でもいいんです。
魚が釣れれば。
大事なのは魚種じゃなくて「自然を大事にし、そして魚を釣る」
この一連の行動が大事で、そして素晴らしいことなのだから。
色々考え、感傷に浸りながら絶対に本命ではないと確信し、雑に魚を浮かします。
「!!?さんちゃんじゃない!?グレ%$&#’#!!」
まさかのレーグー34.8cm。
足元は満潮近くで水没しているので、しっかりキープしてからの写真。
上から見てたらさんちゃんしか見えへんのに、いてるんですねー。
でも、もちろんその後は怒涛のさんちゃんラッシュ10連。
現金なもので、グレが釣れるとこの方には興味がなくなるので1枚のみの撮影となります。笑
横では磯際で何度も意味不明な魚と対戦してはブチ切られるコロナひろし。
仕掛けを変えているのを横目に・・・
「フィーーーシュッ!!!」
掛けた瞬間それとわかる上品な引き。
超絶テクニックを駆使する『孤高の天才釣り師りょ』の前に、百戦錬磨のグレもなすすべなく浮いてきます。
本日最長寸 口太グレ37.5cm
グレが釣れると非常に饒舌になります。笑
その後はさんちゃんの食い気もなくなり、28cnのグレ様を追加し、納竿となりました。
今日は全体的に渋い状況みたいでしたが一の島も大型に切られたりが多数あったようで、帰りの船内ではほぼ全員が笑顔。
ほぼ・・・
↓弟子の智和
うひゃひゃひゃっ!!!!!
ポーズが悲しすぎる!!!笑
本日の『自称グレ釣り師りょ』最終釣果。
あー。。。可愛い。。。
そして本日の結果。
まあ・・・当然の圧倒的勝利!!!
※5mmっていうのは、人間の大きさしたら5cmぐらいの差がありますからね。
そして第3回の終了時点での楠根会暫定順位。
さらに圧倒的勝利!!!
※1.6cmといえば、人間でいえば10cmぐらいありますからね。
そしていつものキッチン嫁のお時間。
「グレのお刺身」
みなべ地区のグレは脂がのってて激ウマです。
定番「塩焼き」
寒い冬にばっちり「グレ鍋」
全然臭みもなく、鍋にぴったり。
カレーと魚のコンビネーション!!笑
ということで、本日は以上となります。
今期の和歌山県みなべ地区は水温が下がりすぎることなく、グレも多いので絶好調です。
型も40cmオーバーも多数出ているので、行ったことのない方は是非釣れている今行ってみてください。
釣行時間も長いので、楽しめること間違いなし!!
【次回】
『アラレ群礁アラレの胴』・・・撃沈。